~maimaiのなみなみブログ~

双極性障害Ⅱ型をもち、不登校・引きこもりを経て、社会人として立ち直り途上にあるアラサー女の日記です。

記念日のお祝い

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こんにちは。maimaiです。

 

昨夜は、私と主人の一周年目の結婚記念日で、お祝のために家の近くのイタリアン料理店に出掛けていました。

お店の近くを通るたびに気になっていたところだったのですが、引っ越してきてから1年ちょっと、念願叶って行けました。

 

家具やテーブルなどの内装はシンプルだけど、温かみのある雰囲気のお店で、居心地よくゆっくり過ごせました。

あんまり個人でやっているようなイタリアン料理店に行ったことがなかったので、料理名で「この”アヒージョ”って何だろう?」とか主人と二人で話しながら、とりあえず飲み物と生ハムのサラダとお店名物のカルパッチョを頼みました。

いつもは過去の事を振り返ることなく、その日その日を精一杯生きている訳ですが、昨夜は、「あの時はああだったね」と、過去の色んな事(良いことも良くなかったことも含めて)思い返していました。

いつもよりゆっくり食事を味わいながら食べていたせいか、サラダとカルパッチョだけでかなりお腹いっぱいになってしまいました。でもせっかくだからと、『今週のパスタ』を一人分注文し、二人で分けていただきました。ピザとかも食べたかったのだけど、サラダが結構ボリューミーだった(^^;

 

過去の事は、どんどん忘れてきてしまっていて、記憶の中では断片的に印象に残っている部分の映像があるくらいですが、私は数年前からスマホのアプリなどで日記を書いていたので、その日記を見返すと、「あの時はこんなことがあって、こんな気持ちだったんだな」と思い出すことができます。そういう意味でも日記をつけておくのはいいですね。

過去の日記を見返すと、落ち込んでいるとき考えていることを書いているので、今の自分がどれだけ成長したか・あるいはまだ変わってないところがあるのかが良くわかります。2~3年前と比べると、私ってかなり成長しているんだなと実感できました。

 

まず自己卑下することが激減しました。自分で意識してやっている部分が大いにありますが、「私って駄目だから」のような、「どうせ○○だから」みたいな言葉を頻繁に使っていたのを、実際に言葉に出さないようにしているし、頭の中でも考えないようにクセ付けしています。

『自分は自分が思った通りの人間になる』という言葉があるのですが(自己啓発本から拝借)、まったくその通りだなと感じているからです。

「ダメだ」と思えば、そうなっていくし、「まだ自分は大丈夫」とか「まだまだ成長できる」と思えば実際そうなっていくんですよね。結局は自分次第なんです。

そういう風に考え方を変えてから、ずいぶんと生きるのが楽になりました。自己卑下の感情は、もともと持っている自分の可能性を自分で殺してしまっていて、本来の自分であれないのは、かなり苦しい事なんじゃないかなと思います。織の中に閉じ込められているような息苦しさをずっと感じていましたから。

今でも、落ち込んだ時などに自己嫌悪や自己卑下に陥ることはたまにありますが、それもちゃんと意識して、ありのままを受け入れるようにしています。「私は今自分のことにうんざりしているな」とか。落ち込んでいるときは無理に上げようとしなくて、ただその気持ちを承認してあげるだけでも楽になれると思います。できれば、紙に気持ちや感情を書き出すなどするとさらに良いと思います。記録にもなりますからね。

 

今のような考えに至るまでは、だいぶ時間がかかりました。10代のころから20代後半くらいまで、劣等感の塊のような感じで、自分自身に対してゆがんだ捉え方をしていました。年齢と共に「まあこんな私でもいいか」とあきらめがつくのかもしれませんが(^^;

”あきらめる”というのは、物事を途中で『諦める』とかの方じゃなくて、物事を明らかに見るの『明らめる』です。自分のゆがんだ眼鏡で世界や自分を見るのではなく、眼鏡を外して、シンプルにありのままの物事を受け取れるようになると、驚くほど世界は違って見えます。

 

病気の症状の影響か、ゆがんだ形でとらえてしまった物事を、「これが本当だ」と捉えてしまうことも多々ありましたが、日々の記録と、考えをメモして、論理的に検証するというトレーニングなどのおかげで、だいぶ楽になる対処法を身に付けられてきました。人によって症状の出方や強弱は違うので、あまり参考にならないかもしれませんが、落ち込んでいたり、ハイになったりしている自分を客観的に見ている『自分』は、意識してみるといいかもしれません。

 

もっと自分に優しくしてあげてください。自分が自分の一番の味方であってください。

 

 

話がだいぶ逸れましたね(^^;

 

食事を終えて、お店から出るときに、店員さんに「今日は二人の結婚記念日なんです」という話をしたところ、とても喜んでくださり、お祝いに!とお店のアイスクリームを頂きました(花火付き!)。主人と二人で感激しながら、仲良く家路につきました。

なかなか味わえない贅沢な時間を頂きました。これまで一緒に辛抱強く付き合ってくれた主人に感謝です。

 

仕事がうまくいかなかったり、経済的に不安定だったりと色々ありますが、今体調良く過ごせていることや、家族も仲良く健康であること、優しく思いやりのある主人と過ごせていることなど、それだけで十分幸せだなと感じます。人生に困難はつきものですが、その中でも喜びや楽しみ・幸せを見いだせていけたらなと思います。

 

 

少しずつ進んでいきましょう。

 

 

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