~maimaiのなみなみブログ~

双極性障害Ⅱ型をもち、不登校・引きこもりを経て、社会人として立ち直り途上にあるアラサー女の日記です。

通院してきました

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こんにちは。maimaiです。

 

昨日かかりつけの病院に通院してきました。

今住んでいる地域に引っ越してきてから、月1回の通院を4年近く続けています。

通っている精神科がある病院は、ただ家の近くにあって通いやすいからという理由だけで選びましたが、主治医の先生とはもう4年の付き合いになるということですね。

初めの頃はまだ信頼関係も薄くて、表面的な話しかしていませんでしたが、今は先生との会話も慣れ親しんだ人とするような会話になってきました。

 

私の地元は宮崎県なのですが、そっちにまだいるときにも病院には通っていました。ただ、その時の私は、まだ病気に対する認識が甘く、割と健康な人と変わらないくらいのメンタルを保てていることが多かったので、病院の主治医との会話も、今はほとんど覚えていません。転居等もあり、病院は今回が4か所目ですが、今までで一番長いお付き合いです。

 

私の主治医は、双極性障害Ⅱ型という病気を、重くは捉えておらず(Ⅰ型よりは問題ないと考えていらっしゃる)、「病気」というとらえ方をするよりも、自分の「気質」なのだというとらえ方をしていた方がいい、とよく言われます。ただ、先生は、その患者さんに合わせた診察をしていらっしゃると思うので、人によっては全く逆のことを話されているかもしれませんが。実際に、自分の症状を「病気」とした方が安心する人と、「気質」とした方が安心する人、色々いらっしゃるような話をされていました。

私の場合、「私は病気・障害なんだ」というとらえ方をすると、「人より劣っている」とか、「人よりできることが少なくなる」とか悪い方に考えてしまう傾向があるので、「気質なんだ」と軽く考えた方が、「まだ自己理解とコントロール次第で、どうにでもできる」とポジティブに考えることができるように思います。

ただ、鬱状態になって動くこともできないときとかには、「自分は病気だから仕方ないか」と捉え方を変えるのも一つの手だと先生からは言われています。なんだか都合がいい話にも思えますが(^^;、要は、自分にとって一番気持ちが楽になる考え方を、その都度その都度変えていけばいいということですね。

 

先生からよく言われるのが「自分のその時の状態をよく観察して、アクセルとブレーキをうまく使い分けること」です。この言葉は、繰り返し言われています。「周りが車を飛ばしていても、自分のペースを保つこと」も言われましたね。ただ、仕事とかだと、なかなかマイペースを維持するのは難しそうですが。

あと、一番そうだよなって納得したのが、当たり前のことですが「一番大切なのは、あなたが元気でいること」という言葉です。それを言われたときは、たしか軽い鬱があるときだったと思います。自分のためにも、周囲の人のためにも、自分のなかで、色んなマイナス感情がうごめいていていようが、自分が元気で穏やかに過ごすために、捉え方や考え方を変えていこうと思えました。

それまで完璧主義なところが強くて、決めたことができないと、「なんでこんなこともできないんだ!私は能無しだ…。生きている価値がない…。」とひどく自分を責めていました。自分で自分の尊厳を脅かして、一人で苦しがっていたんです。

先生のその言葉を聞いてからは、自分を元気にするために、労わってあげようと思えるようになりました。要は、”てげてげ”(宮崎弁で「ほどほど」という意味)にしようと。

悪い言い方をすれば、自分に甘くなっただけなのかもしれませんが、自分で自分の首を絞めるバカバカしさに気づいたのは、とてもよい効果をもたらしてると思います。そもそも「完璧」を続けるって、土台無理なことですから。

 

考え方のクセって、長年の習慣になっていて、自分ではそうと気づいてないものもあるかもしれません。それが、知らず知らずのうちに、自分の思考の選択肢を狭め、自分を苦しめていることもあるかと思います。

病気の症状がもたらす悪い考え方ももちろんありますが、普段の自分の考え方が偏ってないか、自分で自分にストレスを与えていないか、自分を観察する習慣を身に付けるのはいいかもしれませんね。

そのために、私は日頃から日記をつけるようにしています。また、ノートに、その時自分が感じている気持ちや考えていることを、ありのままに書くということもやっています。

客観的に自分を観察する上においても、また頭の中を整理する上においても有効な手段だと思いますので、まだやっていらっしゃらない方はぜひ取り入れてみてください^^

 

 

少しずつ進んでいきましょう。